ウッドデッキ体験談(ハードウッドによる)

ウッドデッキを製作した人の体験談、小さな失敗、意見などを掲載していきます。

2015年10月

No. H103● 設置場所/兵庫県 Gさん宅● 組立時間/2日

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 家族で実際にショールームに行き、そのときにウッドデッキを見ながら、店員さんに少し話を聞かせていただき、自分でも出来そうな気がして購入を決めました。製作したのは7月の暑い中で、雨は降らなくて良かったんですが、暑すぎてかなり体力は消耗しました。1日目の昼ぐらいから基礎を始め、事前にいただいた配置図を基に、束石を水平に設置するだけでしたが、これがなかなか大変で、その日は基礎だけで日が暮れてしまいました。2日目は朝一からウッドデッキの組み立てを始め、昼前にはウッドデッキの床面は完成しました。ここから少し時間が空きましたが3時ころから手摺りの組み立てに入り、日が沈む前に完成しようと頑張りましたが、横板を仮付けするまでで日が暮れてしまいました。残りは3日目の朝にビス打ちを実施し、約1時間程度で完成しました。ほとんどが一人で実施しましたが、鼻隠しと手摺りの横板を取り付ける時は妻に手伝ってもらい2人で実施しました。すべて完成し終えたときには、やっぱり感動し、ウッドデッキを製作して良かったと思いました。私は素人で実際に自分が組み立てできるか心配でしたので、事前に何度かメールのやり取りをして疑問や分からないところは確認し、また、ウリン材ということもあってカットもしたくなかったのでそれもメールでお願いし、カットせずに組み立てすることが出来て良かったです。また、購入しようかどうしようか迷っていたインパクトドライバーも近くのホームセンターで借りることができました。事前に頂いた配置図をよく見てみると手摺りが窓のサッシに当たることが判明しましたが、組み立て直前の配置図の変更、手摺りのサイズ変更をしていただき無事完成することができました。直前にも関わらずすぐに対応していただき本当にありがとうございました。完成したウッドデッキについては本当に満足しています。

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No. H104● 設置場所/沖縄県 Iさん宅● 組立時間/21時間

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沖縄までの送料がかなり高いので発注を躊躇しましたが、中川木材産業さんに配送方法でご配慮していただきました。ありがとうございました。
・まずは、ホームセンターで束石を購入し、デッキの高さを確認しました。
・キットデッキHARDのS-32(間口4053mm 奥行1929mm デッキの高さ:609mmを発注しました。
・家造りの段階でコンクリート土間のウッドデッキスペースは用意してありましたので、束石は、土間の上に直に設置し、奥行き方向は土間の水勾配に合わせました。間口方向の水平出しは特に行いませんでした。デッキの自重でたわんで少々の水平のばらつきは相殺されるのかと期待しましたが、床板と大引にビスを打ち込むとウリン材の床板は非常に堅く、土台、束ごと持ち上げます。12本の束のうち束石との隙間の大きい5本の束は、束石が製品で高さにばらつきがあったので、束石の配置を変えたり、隙間にアルミのプレートを挟んで調整しました。将来やる気が出たら車のジャッキでデッキを持ち上げて束石の下にモルタルを敷いて調整したいと思います。
・対角線の測量による直角の確認がミリ単位で合ったときはビンゴ!でした。(作業は、クランプ等を仕様することにより1人で99%行いましたが、ここで娘にメジャーの一端を押さえてもらいました。)
・奥行き方向の手摺の柱が大引の上に来たので付属の棒ねじでは短く、ホームセンターで長い棒ねじを買ってきて固定しました。
・手摺の笠木のコーナー部分が45度にカットされていましたので良かったです。
・手摺の部材、建物側の床版の角をサンダーで面取りしました。ウリンは堅いので面取りは必要だと思います。作業中に手摺の横ストライプの面取りした角に頭を打ってケガをしました。もし面取りをしていなければさらに傷は深くなっていたかもしれません。
・ドリルで下穴をあける際の木屑取りは、ウリンとウリンで4~5回、ウリンとヒノキで3~4回でした。こまめにリズム良く木屑を取り除くことで作業をスムーズに進めることができました。
・インパクトドライバーのニッカドバッテリー2個では作業途中で切れてしまい中断することがありました。
・沖縄の夏の日差しは非常に強く暑い中での作業でかなり焼けました。(ちなみに夏至の南中高度は87°です。)また、焦るときもありましたが、作る楽しみを味わうのも目的だと、1本1本の座堀り、下穴開け、ビス打ちを楽しみました。
・階段は、別途材料を発注しました。設計、材料のカットから一応本格的な慣れないDIYですので、1基8時間、計16時間とかなり時間を要しましたが、オリジナルの階段ができて満足しています。(材料を丸ノコでカットする際、怖いキックバックを初体験しました。)
・兄弟や近所の方がDIYで作ったことにみな驚いています。私は「プレカットされた部材を組み立てるだけですよ。耐久性の高いウリン材です。」と答えつつ顔は得意満面だったことでしょう。最高のウッドデッキができて大変満足しています。ありがとうございました。

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No. H105● 設置場所/宮城県 Tさん宅● 組立時間/9時間

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 キットデッキHARDのL-28(間口3553mm×奥行2729mm、縦張り、デッキの高さ400mm)を製作しました。一人で作業したのでかなり疲れましたが楽しんで出来たことと、達成感、出来栄えに大満足です。初日はまず土を数センチ掘って防草シートを敷いて、水平だしをしました。やはりこの作業が最も地味で長時間を費やしましたがここが大事なところだと心に言い聞かせながら何度も何度もトライしてやっと水平がとれました。その後に防草シートの上に砂利をかぶせていきました。二日目は大引きの設置からでした。大引き木材が少し湾曲していたのでここでも束石の微調整を行いました。金具で大引きと束を固定してここでも水平確認を行いました。そしていよいよ床板の設置にはいりました。組立手順書では両端の床板を置いて対角線の長さを測って・・・と書いてありましたが、私は全部の床板を置いてからビス打ちに入りました。運動不足の私にはウリンの床板の移動は重くて(たぶん1セット20キロ以上はあったんじゃないでしょうか?)体が悲鳴をあげていましたが度々休憩をとりながら、なんとか14セット配置完了しました。ここで縦鼻、横鼻がちゃんと着くように床板の位置を微調整をしました。次にビス打ちの練習をしました。ビス打ち用のサンプルで2度ほど練習して本番に入りました。確かに練習しないと無理っぽい作業でしたがここもなるべく傷をつけないように細心の注意を払いながら進めました。一度だけビスがバカになりかけましたが問題ないレベルでした。床板の設置で2日目を終わりました。三日目は縦鼻、横鼻の取り付けからですが1人での作業だったので端を車用のジャッキで支えつつ1本1本確実にビスを打っていきました。これでウッドデッキの完成です。デッキ上を歩いてみたり、飛び跳ねてみたりしましたがホームセンターなどに売っているウッドデッキとは丈夫さが明らかに違うのがわかりました。いろいろと対応ありがとうございました。

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No. H106● 設置場所/愛知県 Kさん宅● 組立時間/3時間(デッキのみ)

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こんにちは、ウッドデッキ完成しました。基礎の束石を12個おくのに1日かかりましたが組み立ては実働3時間程度で完成しました。(暑くて3日に分けて作業)パネルを載せてネジ締めでしたのでとても簡単に作ることができ大変満足できました。ただ材料がとても重く一人で運ぶのは断念し少し手伝ってもらいましたが、作業自体は1人ででき、とても簡単でした。

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No. H107● 設置場所/愛知県 Mさん宅● 組立時間/17時間

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 ●一日目

水糸用杭打ち~水盛り遣り方 束石配置 慎重を期して念を入れ過ぎて 4時間も!大引位置合わせ、束石の水準再確認の上、束石周りにモルタル投入 これも念には念を入れて 4時間
●一夜明けて、外周束石に沿ってレンガを配置~内側に雑草止めとお化粧の為、砂利投入 2.5時間これでようやく基礎部を終了、いよいよ組み立てに進む。下穴明け、面取り等々の練習~下穴深さ、面取り深さの適切サイズを検証する。大引き組み立て~配置~床板を慎重に慎重を期して両端を配置固定~全床板張り付け 2.5時間。取り掛かりが遅かった為に暗くなり、本日はここまで。寝転がって星空を眺めしばし感慨にふける!
●一夜明けて、手すりの柱位置を何度も何度も検討を重ねて決定~横板張り付け~鼻隠し張り付け 4時間。ということでとうとう三日がかりで完成となった。 作る過程は楽しみでもあり、一気に作るのも良いがせっかく自分で組み立てるのであるから、時間があれば気が済むまでじっくりと楽しみながら作るのもこれまた楽しいものです。とにかくDIYはそれなりに心得はあるもののデッキ製作は初めてであり、且つ後悔の無いように完成させたいこと、更に位置関係、直角、水平出しも完璧を期したいということを念頭に置いて進めました。発注前には1ヶ月以上もサイズの検討や設置場所、高さなどを何度も何度も検討してそもそもの発注主でもある!?妻ともとも激論を重ね、ようやく意を決して発注。誰しも恐らく一生に一度ですからね。資材到着日に合わせて束石配置まで段取りしておき、スムーズに進める予定だったもののやはり初経験の工作物を失敗の無いように組み立て設置することから、とにかく再確認、再確認そして何も難しいことは無いもののウーム!?ちょっと待てよ、もう一度・・・と何度も何度も考え込み、慎重を期すことが多く予定以上の時間をかけてしまいました。更にウリンを使うことも初めてであり、どの程度手ごわいかの検証から始まり、(想像以上)手すりの組み立てではウリン同士であることの配慮が足りずに下穴不十分でビスが締め付け不十分のまま取れなくなるなどのアクシデントも発生するなど、色々と経験して良い勉強になったと感じています。それでも何とかリカバリしながら完成した時は感慨もひとしおといったところでした。基本的に一度要領を得てしまえば、基礎さえ確立していれば床板張りまでは簡単に組み立て出来ることはよく分かりました。手すりは長さにも依りますが、ここだけは切断も必要でありストライプのピッチアレンジも含めて或る程度技量が問われることとなります。結果としてやはり束石まで出来ていれば半分出来たと言って良いでしょう。そして基礎の地盤、水平、直角に依って出来不出来の殆どが決定すると言って良いはずですから、とことん時間をかけるべきと考えています。今回はキットデッキを選択したことでイメージ通りに完成し大変満足しています。ただ一つ残念なことは、床板が一セットだけ、返りがあまりにもひどく、どうしたものかと何度も考えましたが無理して何とか押さえ込み固定しました。しかし返りが大きいだけではなく捩れもひどいことからこの部分だけ、うんざりする仕上がりとなっています。ウリンであることから或る程度は覚悟していましたが許容範囲をかなり逸脱しているものと感じています。訪問して購入するとすれば当然、これは除外して買います。これに関してのみ期待を裏切られた気持ちです。(残念なご気分にさせてしまうことになり、申し訳ございません。その後床板を交換させていただきました。また、この件につきまして、後日M様より、「一言書き足しただけのことに付いて早速に丁重な対応をしていただき、やはり中川木材さんを選定して良かった!と・・・・」いう本当にうれしいメールを頂戴しました。)
基礎に少し手間をかけた証と、色々の角度から撮影したもの、家族の笑顔付き写真などを添付しておきます。ブロックを仮置きしているところには現在、オーストラリアのユーカリ中古枕木を2本使って階段を作ってあり、イメージ通りに仕上がり、毎夜一人で星を見ながらビールを飲むのが日課となっています。バーベキューも試してみましたが6人まで楽しめることを確認しました。 ( )内は中川木材産業担当者のコメントです。

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