No. H165● 設置場所/福岡県 Sさん宅● 組立時間/束石設置1日、組立1.5日(どちらも妻の手伝い有)

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 立派なウッドデッキが出来上がり自慢の種となり大満足です。キットデッキハード(M-28)サイズ:間口3553mm×奥行2429mm×高さ419mm(標準)です。 製作は妻の手伝い有りで、束石設置:1日、デッキ下のモルタル打ち(インスタントセメント20kg×20袋、約9m2):1.5日、ウッドデッキ組み立て:1.5日、最後にウリン材のサンドペーパー仕上げが一人で0.3日でした。(鼻隠し取付は娘の手伝いあり) 製作のポイントは「①電動工具は多い方が良い、②束石のレベル調整は程々に、③床板の穴空けドリルビットは4.5mm、④手摺の横木取付ビスは、手摺柱のセンターを避ける。」です。

 ①は、ビス用穴空けにドリル、面取りカッター用にドライバードリル(約1500円)、ビス締め用にインパクトドライバー(1万円弱)、と3つの工具を使うことで面倒なビット交換が無く作業はスムーズでした。私の使った工具はすべて100Vで電源コードの絡みはありましたが、それでも随分楽でしたし充電のロスタイムもありません。
 ②はレベル調整にかなり時間を費やし±2mmの精度で仕上げましたが、大引きに反りも有りますし、最終的に、束下のゴム板等の厚みや枚数で調整できます。
 ③は付属の4mmより大きい4.5mmのビットで床材の厚みプラス数ミリの長さの穴を空けることで、ビス締めがスムーズとなります。
 ④は柱下部には取り付け用の穴やボルトが有りますから、横木取付ビスは柱のセンターを避ける必要があります。
 そのほか、地震時にウッドデッキがずれて建物に当たるのを防ぐため、束石は羽子板付きにしましたが、束石の設置精度は、横方向又は縦方向のどちらかの設置精度は要求されませんので、羽子板付きを勧めます。 羽子板のビスに縦加重が掛からないよう、羽子板はウッドデッキ完成後、最後にビス止めしました。  手摺取り付け用の床穴は12mmではなく10mmのキリで開けましたが、調整しろは十分でした。あった方が良い物は、ピンセット(手摺のナット取付用)、金ヤスリ(手摺の面取り用)、木杭(束石設置時の糸張り用)数本、糸(必需品)、ドリル用のポンチ又は千枚通し。ノコギリも不要でウッドデッキができあがり大満足です。一年後位にウォールナットで塗装しようかなぁと思っていますが、今から楽しみです。

 10ks-10[1]